
杉板コンクリート打ち放し仕様の建築。
この外壁には匠の技が詰まっています。まず、コンクリートの型枠に杉板を用い繊細な木目模様をコンクリートに転写させます。この杉板の型枠の建て込みにはとても精巧な技術を必要とします。そして寸分違わぬ杉板型枠の中に生コンを打設していきます。生コン打設時にも気泡(ピンホール)やジャンカが出ないように、独特なバイブレーションのかけ方や外から型枠を叩き込んでコンクリートを満遍なく流し込む技術が必要となります。
そしてコンクリート打設後は養生期間を設け、完全に固まった状態で丁寧に型枠をバラしていきます。養生期間中の雨や水分の影響により表面に木の灰汁(アク)や酸性雨によるコンクリートの白華現象等が起こったりします。その為、表面には撥水剤やクリヤー剤を塗ってコンクリート表面の美観を保ちます。
私達はそういった状況の中で発生した不具合を補修し、美しいコンクリート打ちっ放しの美観を長期間維持する仕上げ工事を行っております。